2007年12月28日

弾丸の降り注ぐ地、にて。

真っ暗な夜

肌寒い、孤高の夜


酷く、雪は降り積もり

道に凍らないものはない。


ここが北欧であることを簡単に知らされる。





煌々と明かりが点る。

悲鳴をかき消す爆音だけが響く。

敵を、味方を、錯綜する…。


馬鹿なことをした…―

きっと、もう取り返しがつかないほど、馬鹿なことを。

感情的に振舞ったって一度も何も解決することはなかった。

解っていたはずなのに、また同じ過ちを犯した。

飛んできた白亜に私は応じる…

ただ、可能な限りの弁解と方法を考えて希う。


死を目前で見るときほど、
誰もが皆幸せでいてほしいと願う。

皆が楽しんでいる日々が好きだった。
笑ってる皆が好きだった。


真っ白で真っ暗な世界に、また灯火が光る。

これは、昔に見た…

まるで昼間の公園。


昼間の公園は、子供達とその母親で埋る。

それを遠くから見るしかない私はずっとその場を見て思っていた。

…あったかそうだな、と。

あの温かさは、私の手にいつもないものだったから

とても憧れた。

けれど、その分、私は…

その輪に入ることを拒んだ。

いたら、邪魔になるから。

いたら、迷惑をかけるから。

いたら、あたたかな輪が壊れてしまうから。


だから、そっと幕を閉じる。

踏みとどまる。

傍にいたら皆が不幸になるから
私はその輪に入っちゃいけない。

ずっと言い聞かせてきたことだった。



「キラ、行くぞ…!」

麗二に押されて頷く。

「おま、また泣いてんのか…凍傷になんぞ…」

ぐいぐいとまた、乱暴に拭く。

「…―まだ、死にたくない」

「……デーのことは今は忘れろ…ホラ、ご馳走してこい」

投げられた銃を掲げて突っ走る。


…戻って、これますように…!

posted by 瞳 at 03:18| ☀| Comment(0) | 腕eading | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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